松江市内1

投稿者: | 2010年10月25日

松江市内
○撮影場所:松江市 ○PEN E-P2 with LUMIX 14-45mm

 政府の事業仕分け第3弾が27日から始まります。
 業務に直接関係するものとして、農地保有合理化促進事業と農地利用集積事業(食料安定供給特別会計の農業経営基盤強化勘定)があります。

 特に利用集積に関しては、担い手への土地集積のみならず耕作放棄地対策などにも影響しますが、自民党政権から民主党政権に代わるタイミングでスタートした事業であり、内容がコロコロ変わってきています。

 現場では、これら事業に対応しながら、担い手への土地集積という手段を使いながら農業構造の転換を図っています。しかし、1年やそこらでどんどん成果が表れるものではないにも関わらず、制度の変更がたびたび行われるため、農家も関係者も右往左往するばかりです。

 結果として、せっかくの公金が必ずしも有効に働かないばかりか、農業構造の脆弱化に拍車をかけかねない状況です。

 無駄を省くことは非常に大切なことですが、その実行段階では、現場がキチンと対応できるスケジュールを示してほしいと思います。