○撮影場所:松江市 ○PEN E-P2 with LUMIX 14-45mm
ある本を読んでいたら、「日本とEUにおける農業所得に占める政府からの直接支払い額の割合」というデータがありました。
日本における割合は23%、EUにおいては78%ということです。(2006年の数値)
今は、米戸別所得補償が始まっていますので、日本の割合がもっと高くなっていると思います。
それにしても、EUにおける直接支払いは農業所得を大きく支えていることには違いないと思います。
もちろん、歴史的背景や地理的条件が違う国での話ですから、単純に比較することはいかがなものかと思いますが、EUにおいて多額の税金を投入してでも農業を維持していくという国民コンセンサスがしっかりしていることは間違いない事実でしょう。
日本においても、都会と農村の人がそれぞれを支え合っていく経済構造ができていくことを望んでやみません。