撮影月日:2006年8月25日
撮影場所:大山
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中国地方の明峰「大山」に登ってきました。午前7時55分に登山口を出発して、10時30分には頂上に到着しました。かなりのハイペースだったと思います。
頂上では、雲がかかったり晴れたりの天気でしたが、弓ヶ浜半島や米子の街あるいは頂上に連なる峰峯が眺望できました。志賀直哉*1が「中の海の彼方から海へ突き出した連山の頂が色づくと、美保関の白い灯台も陽を受け、はっきりと浮かびだした。間もなく中の海の大根島にも陽が当り、それが赤えいを伏せたように平たく、大きく見えた。」と暗夜航路で書いた大根島も雲のまにまに見ることができました。
去り往く夏を惜しむかのように高山植物の花たちが咲いていたのが印象的な登山となりました。
*1:志賀直哉は、大正3年に宿坊蓮浄院に滞在した際、大山の中腹から見た早朝の光景を以上のように書いている
高山植物の花の向こうに尾根を望む。登山と聞いていましたので、どんな風景を見せてもらえるか期待してました。良い感じです。
今は、すごい筋肉痛です。