撮影月日：2005年12月17日
撮影場所：枕木山
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雪の枕木山*1から見た大根島。
志賀直哉はこの光景を暗夜航路で「中の海の彼方（むこう）から海へ突き出した連山の頂が色づくと、美保の関の白い灯台も陽を受け、はっきりと浮かび出した。まもなく、中の海の大根島にも陽が当たり、…」と書いている。
*1：枕木山は北山山系にある山としては、最高峰の標高456メートルの山で山頂からの眺望は絶景です。眼下に大根島、弓ヶ浜、遠くに大山という絵画のような大パノラマ。また、北の海上はるかには隠岐島、西には三瓶山も遠望でき名勝として市の文化財に指定されています。山頂には1200年の伝統と多くの文化財を有する華蔵寺(kezouji_temple)があり、荘厳なたたずまいが歴史を感じさせてくれます。古くは、大倉山と呼ばれていましたが、この寺を開いた上人が薬師如来を安置する時、如来の左膝が折れていたため、子供の頃から身を放さず秘蔵していた枕を敷いて安置したところ、この枕が膝に変わったことから「枕木山」というようになったと伝えられています。