撮影月日:2005年10月16日
撮影場所:松江市殿町
松江神社の大祭、松江祭に繰り出されるものです。宮造りの屋台に直径2メートルの大鼕を乗せ、霧の太ばちで上から拝み打ちをして、市中に鼕の音を響かせながら行列する祭です。
三十余りの町内が各々の鼕を子供たちに引かせ、若者たちが笛に合せて打ちます。由来は、正月の左義長*1だとも、また京都から降嫁された岩姫を慰めるためだとも言われています。
*1:さぎちょう、毬杖(ぎつちよう)を三つ立てたところから、小正月に行われる火祭り。宮中では正月一五・一八日に清涼殿南庭で、青竹を立て扇・短冊などを結びつけて焼いた。民間では竹を立てて門松・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを焼き、その火で餅を焼いて食べて無病息災を祈る。どんど。どんど焼き。さいと焼き。さんくろう焼き。ほちょじ。ほっけんぎょう。