今日から7月になりました。いよいよ夏が近づいてきた感じです。
ところで、昨日で「米の戸別所得補償制度」の申し込みが締め切られました。
この制度は、ごくごく簡単にいえば「主食用米の作付け面積10a当たり1万5,000円を直接支払により生産者に交付する」というものです。(交付条件はいくつかありますが…)
結果として、どれくらいの農家がこの制度に参加したのかは、まだわかりませんが、大変大きな農政の転換に多くの農家が影響を受けたのは明らかです。
今後の財政状況を考えると、この制度が安定的かつ永続的に続いていく保証がありません。そんな不安が多くの担い手農家にあります。
たとえ良い制度でも、将来に対する不安があるようでは、住民の皆さんからの信頼を得ることはできません。一時のことではなく、しっかりと将来を見据えた政策を展開してほしいものです。